暖かくなったり、寒くなったり・・・体調を崩す方が多いようです。
インフルエンザがまだ流行っています。
芦屋では多くはありませんが、兵庫県に近い大阪のある地域では、『学校閉鎖』になっています。
『学級』ではなく『学校』単位での閉鎖はそう多くはありません。
一見、インフルエンザBが多いようにも見えますが、インフルエンザAも検出されています。
ご注意を。
ハナミズキがきれいに咲きました。とはいっても、ここ数日は非常に寒く感じます。
昨日は息子たちが待ちに待っていたアンパンマンミュージアム神戸へ出かけましたが、入館までの待ち時間は海の近くのためでしょうか、とても寒かったです・・・ですが、屋内施設であることはありがたく、入ってしまえばあたたかく屋根もあり、助かりました。アンパンマンがなぜ、あそこまで人気なのか・・・丸いから?との意見もききますが、それ以外にも魅力はあるのだと思います。子どもが見ているテレビから聞こえてきた「しょうがあるけど、しょうがない~」と歌う、しょうがのキャラクターには驚きましたが・・・
さて、最近風疹抗体について相談を受けることが何回かありました。
風疹抗体の有無がわからない・・・ということでした。感染症センターは抗体の有無の検索よりも今はあいまいな年代については接種を優先という方針です。ですが、気になりますよね。
自費で検査はできます。ただ、一度妊娠・出産歴があると初期に産婦人科で風疹抗体は検査しているはずです。ですので、そのころの検査結果用紙や母子手帳を調べていただくと結果が記載されているかもしれません。風疹抗体が低ければその時に説明は受けているはずです。それでも記録がなければ、5年以内であればカルテは保管されていますので、妊娠初期にかかられていた病院へお尋ねになるとよいと思います。電話では個人情報ですので教えてもらえない場合もありますが、足を運べば結果が残っていれば教えていただけると思います。
風疹の予防接種の後、抗体検査を希望される方がいらっしゃいますが、できれば4週ぐらいたってからがよろしいかと思います。
昨日お花見遠足に出かけた息子ですが、どうやら桜はずいぶん散っていたようです。ここ数日、風が強かったですから、仕方がありませんね。
さて、今日は趣味のお話を。といいますのも、昨日本屋大賞が発表されました。私の一番の趣味は読書ですが、難しい文学ではなく、一般的な大衆向きの本が好きなので、本屋大賞も楽しみにしています。
食べ物の話ばかり書いていましたので、趣味は食べることでは?といわれそうですが・・・
また、学生時代から私をご存知の方はゴルフでは?といわれそうですが、ゴルフはさすがに11歳から習い事ではじめたものであり、大学生のときはクラブ活動でやっていたので、趣味ではありません・・・一緒に習っていた人はちょっと有名なプロゴルファーになっているのに、医学部の大会でさえ、個人優勝できなかったので(個人では2位どまりです。団体では優勝しましたが、3人1チームのあとのお二人は個人優勝もされています・・・)完全な落ちこぼれです。なので、『趣味』にはなりません・・・ある意味トラウマのスポーツです。
本屋さんで過ごす時間が私は大好きで、人気の本や平積みされた本、店員さんのコメントがつけられている本のなかから、読みたい本を探すのが楽しみです。大学病院の患者さん貸し出し用に寄付もしましたし、実家においてもきましたが、いまだに自宅の納戸には大量の本があります。
もともとは小中学生時代はコバルト文庫から始まり、新井素子や佐々木丸美が好きで、友人の好きだった赤川次郎に夢中になり、推理小説に興味を持ちました。山村美沙の小説をよく読みました。高校生大学生時代は渡辺淳一と松本清張が好きでした。このころの渡辺淳一の小説は医学小説のようなものが中心でした。恋愛ものは面白みを感じずあまり読んでいませんが、医学と恋愛を深く描いた「リラ冷えの街」は印象深い作品のひとつです。数年前の「あじさい日記」は大人になったからでしょうか、面白く読めました。松本清張の小説は推理小説でありながらも描かれる人間像や社会の黒い部分に興味を持ち読んだものです。渡辺淳一の小説が『明』ならば松本清張は『暗』という意味での面白さがありました。渡辺淳一作品の「ダブル・ハート」、「白い宴」は医師になった今でも、思い出すと考えさせられる作品でいずれ再読したいなと思っています。「花埋み」は伝記小説ですが女医になった私には読んでよかったと思った一冊です。近年の渡辺淳一作品が「性」に傾いていることで、初期の「生」を描いた作品が日陰になっていることが非常に残念です。
一時期はエッセイのようなものも好きで林望や林真理子もよく読みました。一冊読んで面白いとその作家にはまってしまうのが私です。東野圭吾や堂場瞬一、湊かなえはここ数年のお気に入りです。映像化されているものも多い作家ですが、私は小説と映像、両方楽しみたいほうです。堂場瞬一作品の警察の裏側やちょっとハードボイルドなところに一時期引き込まれていました。映像化は俳優さんにより・・・というところでしょうか。東野圭吾の「ガリレオ」という人気ドラマになってしまった作品は映像化される前の作品のほうが好きでしたが(映像化されてから以降の作品が変わったように感じます。)、映画化された「容疑者Xの献身」は俳優さんの演技がすばらしく、映画も好きです。東野圭吾の作品は推理小説としての面白さと純粋な小説としての面白さがあるので、人気があるのだと思います。そういう意味で「時生」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は推理小説ではありませんが、面白く読めました。東野圭吾作品を初めて読んだのは「白夜行」でしたが、この作品だけは映像化は見る必要はないなと思っている作品です。湊かなえの作品の映像化はタイミングが悪く見ることができていないので、これから見たいと思っているのですが、この方の作品のなかの「母」の描かれ方に興味を覚えるのは自分が母親になったからなのかもしれません。「夜行観覧車」の中で実の息子には絶対作らなかったインスタントラーメンを義理の息子には夜食によく作っていた、そのインスタントラーメンは母親が幼いころから大好きだった卵をおとしたラーメンであった・・・ということが散りばめられて描かれ、本人たち(息子たち)はそのことを知ることはないのですが、読者は文章の中で気づくというところに作者の描きたかったものを想像することが楽しかったのですが、映像化された中にはどのように描かれていたのか、知りたいところです。
今は店員さんおススメがついていた、「いつもの朝に」という兄弟物語を読んでいます。面白く、またこの作家にはまってしまうのかな?と思ってしまいます。
桜もきれいに咲き、昨日の雨で少し散りましたが、まだ週末までは楽しめそうです。
今日は久しぶりに軽いお話を。
懐かしい味・・・というのは人それぞれにあるものだと思います。
その味で、その時代を思い出す、その逆もあるのかもしれません。
私の懐かしい味は生まれ育った京都の味と、大学時代をすごした大阪の下町の味でしょうか。
用事で京都に出かけると、京都駅の伊勢丹の地下で必ず買ってくるのは三木鶏卵のだしまきと、ひさごの箱寿司です。ほかにも出し巻きやさんが錦市場にはありますが、私は三木さんのものが好きです。テレビ番組でみると、食べたくなる一品です。
長く食べていませんが、祇園の一銭洋食は幼いころ父がお土産によく買ってきてくれたもので、大学生のときに父が他界した後からは一人でお店に食べに行くこともありました。同じように一人でよく食べに行ったものに南座の前のやぐ羅のにしんそばがありました。大阪に下宿しても、週末ふらっと食べるこのおそばに癒されたものです。
大阪の下町、千林商店街のABCの豚まんは私の中では南京町の有名な豚まんやお土産で有名な豚まんと比べても1番だと思います。学生時代によく食べていました。おなじ商店街の路地にある小さな喫茶店は昔ながらの鉄板にのったナポリタンとミックスジュースが美味しいお店で、大学院生のときに研究の合間に、こっそり誰にも見つからない隠れ家の気分で通っていました。同じ下町でも大正区の小さなコロッケやさんのコロッケは甘くて美味しく、阪神タイガースが勝てばおまけをしてくれるという、大阪らしいお店がありました。研修医で救急当番などで忙しかったときに自転車を走らせていると、いいにおいがして買ったところ、とても美味しくリピーターになりました。あまりにも忙しかったので、コロッケを2つと缶ビール1本飲んで寝る生活を繰り返しましたが、それでもこのころは5Kgほどやせたことを覚えています。
これからは、神戸の味が懐かしい味になるのでしょうか。楽しみです。
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