あっという間に1月も終わりに近づきました。
何かとバタバタしていて、ブログも久しぶりです。
今年はインフルエンザの流行が遅い?と思っていたら、先週から急に増えました。
芦屋市内でもいくつか学級閉鎖が出ているようです。
これまではA型が流行し、その後B型・・・という流れが例年ですが、今年は同時に両方流行しているようです。もちろん、圧倒的にA型が多いのは言うまでもありません。
私の友人が地方で小児科医としてがんばっていますが、彼が話していたのは、子どもさんでもインフルエンザや発熱の時にはよく点滴をするそうです。いろいろと意見があるところかもしれませんが、時には1日に100人以上の診察をしている彼の持論は「子どもは脱水になるから、ぐったりしやすい。水分を補給するだけでも随分元気になる。それで、食事が取れるようになれば、元気になるのも早い。」だそうです。ありがたいことに、私の息子たちはとても元気なのですが、熱が上がりかけたときにはいつも以上に水分をすすめるようにしようと、その話を聞いて思いました。他科の友人との話は非常に勉強になります。
昔から言われることに、医師も看護師もベテランになるとインフルエンザにはかからない・・・というのがあります。これはたくさんの患者さんを何年も診察しているうちにいろんな型のインフルエンザの免疫ができるから・・・らしいのですが、ベテランと自称するのはおこがましいですが、私自身確かに数年かかった記憶がありません。勤務医時代から多くのインフルエンザ患者さんは診察してきましたが。医師になってから15年間予防接種を受けているのがよいのかもしれませんが・・・年ですかね・・・
今年も今週末で年内の診察は終了となります。
1年は早いものです。あっという間に過ぎていきました。
今年はCM効果や公費負担の影響もあってか、肺炎球菌ワクチンを接種される方が増えました。
最近のニュースではどうやら肺炎球菌ワクチンは定期接種に組み込まれる方向のようです。
これまで、講演会でお話ししておりますように、肺炎球菌ワクチン+インフルエンザワクチン接種で高齢者の死亡率を低下させる報告があります。
肺炎は今や死亡原因の第3位です。公費負担のワクチンを活用される方が増え、死亡率がすこしでも下がることを望みたいと思います。
軽症の肺炎であれば外来通院で治療可能です。そして、早い目の治療が死亡率を下げることにつながります。
せきやたんが増えた、熱が続く、高熱でなくとも微熱が続く、息苦しい・・・これらの症状があれば早い目に受診してください。
急に寒くなってきました。インフルエンザの季節です。
以前にも書いたように思いますが、喘息患者さんのインフルエンザ治療には注意が必要です。
インフルエンザの薬には内服・吸入・点滴とありますが、喘息の方がインフルエンザの吸入薬を使用する場合は要注意です。喘息発作を誘発することがあるからです。当院にも、誘発されて発作がでたと相談にいらっしゃったことがあります。吸入薬は使用しない方がよく、内服か点滴が選択すべき治療と考えますが、使用される場合は使用前に気管支拡張剤の吸入を行った後吸入されることが推奨されていますので、ぜひ、そのようにしてください。
*初診の方は受付終了30分前までに来院してください。
*当院は祝祭日は休診です。
*臨時休診日は随時HPに掲載させていただきます。ご確認をおねがいいたします。
※泌尿器科専門医診察は
2022年12月で終了いたしました。
*2024年2月1日より変更
▲:8:30~12:00
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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8:30~ 13:30 | ● | ● | × | ● | ● | ▲8:30~ 12:00 ※ | × |
17:00~ 18:45 | ● | ● | × | ● | ● | × | × |
〒659-0092
芦屋市大原町20-19
オランジュール芦屋2階
TEL:0797-38-6970
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