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2012.12.26

息子たちの予防接種

今日は本当に寒いです。芦屋ではあられ?が降っていました。

インフルエンザが全国では流行期と厚生省が発表しましたが、ありがたいことに芦屋はまだ流行とまではいかないようです。

これ幸いにと、昨夕息子たちをかかりつけ医に受診させインフルエンザの2回目を接種していただきました。流行期に入る前にうちおえたいと思っていましたので。

長男は日本脳炎もしていただきました。二人とも泣かずに受けてくれたので、助かりました。かかりつけ医の先生は大先輩ともいえるベテラン先生ですが、本当に上手に注射してくださいます。同じように私もやりたいものですが、なかなか難しいもので・・・やはり熟練の技だなと思います。小児科の先生は小さな赤ちゃんから採血したり、暴れる子どもに注射したり、本当に大変だと思います。以前、小学生のお子さんに予防接種をしようとして暴れられてしまい、とび蹴りをされ、漫画のように体ごとふっとんでしまったことがあります。ですが、このかかりつけ医では他のお子さんが予防接種をされていても泣き声がほとんど聞こえないのです。やはり、この先生は上手なんだな~と思い、通院しています。

2012.12.21

画期的な血圧計

今年もあっという間に、あと10日です。

旅行に行ったり、里帰りするという方が多く、もうそんな時期なのだなと・・・

「お大事に・・・」と医院ではいうことが毎日ですが、最近では患者さんから「良いお年を!」と言っていただくことも多いのが、年末ならではでしょうか。

さて、最近当院で導入させていただいたものに、『自宅で測った血圧データがそのまま診察時にみることができる血圧計』があります。今まで、血圧手帳などに記載されていたものを、記載の必要がなくなるということです。血圧計にデーター保存のカードがあり、受診時にはそれをお持ちいただくと、当院のパソコンで血圧記録を見ることができます。

カードを忘れてこられても、当院でデータをみることも可能です。

綺麗にグラフ化されわかりやすく、各期間の平均をみることも簡単です。ご自宅のパソコンでデータを見ることも可能です。

通信機能がついていますので、1人住まいの方であれば、毎日1回測定するお約束にして、ご同意いただければ毎日測定されているか当院で確認させていただくことでお元気でいらっしゃるかの確認ができる、『見守り』としても使う事が可能です。

費用は血圧計購入費と月額サービス使用料になります。1台で2人まで使用可能です。

2012.12.14

インフルエンザは予防が一番

今日は少し寒さはましなようです。雪が降ることも考え、先週末にスタッドレスにタイヤは交換しました。

北区の病院に勤めていたときはスタッドレスが不可欠でしたが、最近は活躍の機会はありません。念のため、交換していますけれど・・・

今年のインフルエンザの流行はまだのようで、ホッとしています。今のうちに予防接種をと考える方も多いようで、予防接種受診の方とかけこみの特定健診のかたがここ最近は増えています。

流行はしていませんが、芦屋市でもインフルエンザ患者さんは確認されていますので、手洗いうがいの徹底が必要ですね。マスクはしっかり鼻まで入れることが大切です。

インフルエンザの治療は内服薬、吸入薬、点滴薬と増えてきましたが、やはり、予防が一番です。

流行期には人混みは避ける、手洗い、うがいはきっちりと、食事と休息はたっぷりと・・・

うちではさらに子どもたちは外から帰ってきたら顔を洗うようにしています。そして、毎日頭から足先までお風呂で洗います。少しの熱なら、我が家は入浴します。海外でも多いのですが、汗や皮脂の雑菌を洗い流すことが目的です。

それでかかったなら、仕方ないと思っています・・・

2012.11.30

隠れ家的?クリニック

忙しい日が続き、しばらく更新できずにいました。あっという間に11月が終わります・・・先日、とある方から当院は「隠れ家的」と言われました。入り口がわかりにくいのが、私の悩みなのですが、そのようなとらえ方もできるのだな~と思いました。いかにも「受診します!」という感じではなく、さりげなく出入りできるということでしょうか。待合室の雰囲気はホテルのように(大げさですが)、診察室は病院のように、と考えて作ったのですが・・・いかがでしょうか?短所を長所に考えることができるのは嬉しいことです。

先週、三宮までラジオ関西の収録に行ってきました。

それは医師会のお仕事の一つで、ラジオ関西の健康相談番組への出演です。10分ほどの放送で、医師会の先生方が順番に出演されます。今回は「間質性肺炎」についてということで、私が出演することになりました。

ラジオなんてはじめてなので緊張していきました。約1時間打ち合わせと収録をしましたが、終始緊張しました。自分の声をスピーカーから聞くのは不思議な気分で、パーソナリティーのかたの声と話し方とは雲泥の差だな~と思いました。

恥ずかしいのですが、12月15日土曜日朝7時50分からの放送です。よろしければ聴いてください。

2012.11.16

在宅酸素療法

岩園町あたりの街路樹の紅葉が本当に綺麗です。秋も深まって冬になってきたという感じですね。

有名な政治評論家の方が亡くなられました。この方を数ヶ月前のニュースでお見かけしたとき、在宅酸素を使用されていました。

この、在宅酸素について今日は書きたいと思います。

肺の様々な病気で「慢性呼吸不全」の状態になった場合に使用します。ただ、保険診療で使用するには経皮的動脈血酸素飽和度という検査で90%未満の状態でなければなりません。つまり、「酸素が必要な状態」を数値で示されています。酸素は安静時、労作時など、状態に合わせて必要量をお薬と同じ「処方箋」という形で処方されます。つまり、「安静時○L△時間、労作時○L△時間」というかんじです。

酸素を使う効果はというと・・・人間は体を動かすときに酸素不足があると寿命が短くなる、人より歩けなくなることが知られています。歩けないと入院確率が高くなり、寿命が短くなるというデータがあります。また、入院が必要となると医療費が高くなりますし寿命が短くなるとされています。酸素吸入することで長く歩いたり体を動かすことができるようになり、それにより、入院回数や日数も減るというデータがあります。

ただ、この在宅酸素は日本の保健医療制度でも患者さん負担額が高額であることが知られています。だいたいですが、1割負担の方で月額6500円~7680円程度、3割負担の方で月額19500円~23040円程度とされています。これに、機械の電気代がかかります。年金生活のかたには高額で困られる方もあり、継続困難で、なくなく終了される方もいらっしゃいます。月1回の通院が必ず必要でもあります。

外見で酸素を持つことに抵抗があるかたもいらっしゃいますが、酸素不足の状態に、特に脳や心臓のように酸素が多く必要な臓器がさらされるとよいことがおこらないことをご理解いただければと思います。

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