ブログ

2021.07.27

「いる検査はいるし、いらない検査はいらない。 いる薬はいるし、いらない薬はいらない。」

COVID19流行の影響でしょうか、この1年間で転居等による他院処方の継続処方依頼や転医ご希望の方が増えました。

できるだけご希望には沿う形にしたいとは思っております。

しかしながら、検査や処方の適否はその時診療する医師が判断するという基本原則を変えるつもりはありません。

当院では漫然と前医の検査・処方を継続することはいたしません。

前医と同じ検査や処方の継続を強く希望される方もいらっしゃるでしょう。

この方針により気分を害される方もいらっしゃると思います。

適切な検査、処方をすることには『理由』が必要ですし、その診療行為について指示医は責任を負わねばなりません。自分が必要と考えない、責任を負えない検査・処方を、私はいたしません。

「いる検査はいるし、いらない検査はいらない。 いる薬はいるし、いらない薬はいらない。」そう考えて診療しています。

医師になり23年。この考えはこれまでもこれから先も変わることはありません。変えることもありません。

2021.06.22

7月の診察について

7月の診察について】 オリンピック関連で祝祭日が移動になっています

719日(月)通常通り診察

722日(木)海の日 :休診 ※ワクチン接種のみおこないます

723日(金)スポーツの日 :休診 ※ワクチン接種のみおこないます

2223日はワクチン接種のみです。処方や検査等は一切行いません。

2021.06.17

6月19日土曜日泌尿器科休診のお知らせ

2021年6月19日は泌尿器科診察は休診です。内科は通常通り診察いたします。

2021.06.12

本日は予約の方で受付終了とさせていただきます

※本日2021年6月12日はご予約が多く、密になるため、当日予約、飛び込み診察への対応はできません。

大変申し訳ございません。

2021.06.10

個別接種がはじまります

個別接種が始まります。

タイトルのとおりなのですが。

先週から集団接種に出務しております。12日以降は芦屋市の集団接種も加速していくことになります。

最初は集団接種への出務も個別接種の人数も多くはできないかな・・・という考えでした。

通常業務に発熱外来、一応、主婦でもありますので・・・

そんな私の考えを変える出来事がありました。

宿泊施設のオンコール当番医をしていますが、変異株の検出が増え始めたころからの宿泊施設の状況が大変厳しくなったのです。宿泊施設で酸素吸入を開始されて流量も日々増えるのに、オンコール当番医から入院要請の指示が出て数日たっても入院できない方がいらっしゃいました。一部報道で酸素飽和度が70%台でないと入院できないというものを見て、「70%台・・・苦しすぎる・・・ありえない」と信じられない気持ちでしたが、オンコールでの相談対象のかたがまさにその状態だったのです。当院でも在宅酸素療法をされている患者さんがいらっしゃいますが適応は酸素飽和度が90%に到達しない方です。80%台でも苦しいのに70%台・・・陸でおぼれている状態です。これまで勤務医時代にたくさんの呼吸不全状態のかたを担当させていただきましたので70%台という状況を嫌というほど見ています。さらにショックだったのは、その方が65歳以上の年齢層のかたではなく重症化しにくいという年齢層で自分に近い世代の方だったということでした。

通院中の患者さんの周りの方で新型コロナ感染で亡くなられた方のお話や人工呼吸器管理をされている重症者の方のお話を耳にすることが5月から急に増えました。

今回のワクチンは新しいワクチンですので、使用開始から短く、十分な時間でのメリット・デメリットの検証ができていないことは事実ですし、それを不安に思う方がいらっしゃることも理解できます。

でも。

変異株の状況や現時点でこれと確定した治療薬もない今の状況では、生き残るために、今現時点で自分ができる方法はワクチン接種しかないというのが現実です。あと数年すれば特効薬ができるかもしれません。でも、それまで生きることができていればの話です。それまでに死んでしまったら・・・どうしようもありません。自分が生き残るために私はワクチンを接種しました。このワクチンの将来がどうであっても「反省はしても後悔はしない」というこれまでの自分の考えを、「今を生きる」という自分の気持ちを、大切にします。そして、私を支えてきた「あきらめない」という信念を大切にしたいと思います。医師として『今』できることと考え、精一杯、ワクチン接種の仕事をしようと思います。

今年の年末には忘年会をしたいねとスタッフと話しています。少しでも早くこれまでの生活に戻れるよう微力ながら頑張りたいと思います。「誰かがしてくれる」ではなく「自分がやる」という思いです。

集団接種への出務や個別接種の人数を増やすことで、患者さんに待ち時間等でご負担をかけることになることがあるかもしれません。発熱外来に続き、大変申し訳ありません。ただ、この状況がずっと続くわけではなく、しばらくの間と考えておりますので、ご理解いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。

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