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2021.07.27

「いる検査はいるし、いらない検査はいらない。 いる薬はいるし、いらない薬はいらない。」

COVID19流行の影響でしょうか、この1年間で転居等による他院処方の継続処方依頼や転医ご希望の方が増えました。

できるだけご希望には沿う形にしたいとは思っております。

しかしながら、検査や処方の適否はその時診療する医師が判断するという基本原則を変えるつもりはありません。

当院では漫然と前医の検査・処方を継続することはいたしません。

前医と同じ検査や処方の継続を強く希望される方もいらっしゃるでしょう。

この方針により気分を害される方もいらっしゃると思います。

適切な検査、処方をすることには『理由』が必要ですし、その診療行為について指示医は責任を負わねばなりません。自分が必要と考えない、責任を負えない検査・処方を、私はいたしません。

「いる検査はいるし、いらない検査はいらない。 いる薬はいるし、いらない薬はいらない。」そう考えて診療しています。

医師になり23年。この考えはこれまでもこれから先も変わることはありません。変えることもありません。

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