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2014.10.27

肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチン

お天気がいいと気分もいいですね。

昨日はお布団も外に干せて、洗濯をしていても気持ちよかったですが、夜にはひどい雷でびっくりしました。

さて、時々講演会等ではお話してきたことで、過去にも書いていることですが、肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチンの併用による効果について今日は書きたいと思います。

1994年の報告でインフルエンザワクチンはCOPDの増悪による死亡率を50%低下させるとあります。

2001年の報告で慢性肺疾患を持つ65歳以上の高齢者では接種していない人と比較し、両方接種することで、肺炎の入院リスクを63%減少させることができ、死亡リスクを81%減少させるとあります。

インフルエンザワクチンのみでは肺炎の入院リスクは52%減少、死亡リスクは70%減少、

肺炎球菌ワクチンのみで肺炎の入院リスクは27%減少、死亡リスクは34%減少とあります。

このようなデータから肺炎球菌ワクチン+インフルエンザワクチンの接種で高齢者の肺炎死亡を減らそうという方針が出されています。

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