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2012.09.14

レジオネラ肺炎について

朝方は随分涼しくなってきましたね。でも、急に寒くならないかが少し心配です。子どもたちの冬支度に洋服を整理し始めました。あっという間に着られなくなってしまう服が多いものの、一枚一枚に思い出があります。今週末は越木岩神社の泣き相撲があります。息子たち二人が一緒に参加できるのは今年だけなので、楽しみに参加しようと思います。上手に泣いてくれるといいのですが・・・

さて今日はレジオネラ肺炎のお話です。ここ最近北米地域で集団発生し、ネットのニュースにもでていました。聞きなれない病気かもしれませんが、時々見かけます。といいますのは、温泉がある地域には大衆浴場も多いため、地域の病院ではちらほら見かけます。

病原体はLegionella pneumophilia, といいます。世界中の土壌や環境の水(冷却塔水、プール、池、噴水、温泉水、24時間風呂)に分布しています。

感染経路はエアロゾール吸入、汚染水の誤嚥からの経気道感染です。つまりLegionella pneumophilia, を吸い込むことです。

潜伏期は2~10日。症状は高熱、咳、痰が多いとされています。検査は胸部X線、CT所見で浸潤影とされるかげがあることです。胸に水がたまることもあります。診断は痰の培養検査(B-CYEα寒天培地)ですが、尿検査で診断されることが最近では多いです。

治療は適切な抗生剤の投与です。経過ですが、病勢の進行は早く、死亡例は発病から7日以内が多いとされています。適切な抗菌剤の投与がなければ致死率は60~70%と報告されています。

コメント

宮田

はじめまして。
子供が高熱を出した為色々と検索している中でこちらのブログを見つけました。
レジオネラとポンティアック熱に分けられると思うのですが、
ポンティアック熱の場合、3日経ち熱の症状が治ってからでは検査をお願いしても陽性反応は出ないのでしょうか。
もしよければお返事いただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

2024.02.21 08:07

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