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2014.10.08

肺炎球菌ワクチンについて

自費、公費補助ともに肺炎球菌ワクチンの接種を希望される方が今月は増えました。

現在、国内の肺炎球菌ワクチンには2種類あります。

商品名はニューモバックスNP(23価)とプレベナー13(13価)です。

現時点では、成人の接種はニューモバックスNPを使用します。プレベナー13は小児で使用します。

プレベナー13は高齢者への使用は今年になりみとめられておりますが、今回の10月からの定期接種には使用できません。自費では使用できます。

もともと、子ども用のプレベナーはたくさんある肺炎球菌の中の主に髄膜炎、中耳炎の原因となるものをピックアップし13種の菌に対し作成されたもの、ニューモバックスは主に肺炎の原因となるものをピックアップし23種の菌に対し作成されたものです。

対象となる菌数が多くなるほど(多価ワクチン)ほど副反応が出やすいとされています。

最初はプレベナーは7価でしたが、日本でも2013年11月から13価が定期接種と変更になっています。

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