ブログ
2014.06.30
口腔アレルギーについて
朝と夜の気温差もあるのでしょうか、風邪をひかれるかたが多いようです。
ここ1年ほど、口腔アレルギーかな?と疑うことが数回ありました。
先日テレビのバラエティー番組でもすこし放送していました。
口腔アレルギー症候群は原因となる食物をくちにしたあと、数分から1時間以内に発生します。
主だった症状は唇や舌、口の中のかゆみや違和感などです。ひどいときは口の中が腫れたり水泡ができます。
ほとんどは数分から数時間で治まります。
原因のほとんどは生の野菜や果物です。加熱すれば症状なく食べることができる場合もあります。
花粉との交差反応によるため、花粉ー食物アレルギー症候群とも呼ばれています。
テレビでも話題にされていたのは「スギ・ヒノキートマト」でした。
他には、「カモガヤーメロン・スイカ・トマト・バナナ」「ハンノキーリンゴ・モモ」「ヨモギーセロリ・キウィ・スパイス」などなど、いろいろあります。
治療は『原因回避』が原則ですが、過熱すれば大丈夫な場合もありますから、必要最小限の量にしておくべきでしょう。ただ、一部のもの「カバノキー豆乳」「ヨモギースパイス」はアナフィラキシーショックの危険性もありますので注意が必要です。