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2013.12.23
肺炎の死亡率が下がるように
今年も今週末で年内の診察は終了となります。
1年は早いものです。あっという間に過ぎていきました。
今年はCM効果や公費負担の影響もあってか、肺炎球菌ワクチンを接種される方が増えました。
最近のニュースではどうやら肺炎球菌ワクチンは定期接種に組み込まれる方向のようです。
これまで、講演会でお話ししておりますように、肺炎球菌ワクチン+インフルエンザワクチン接種で高齢者の死亡率を低下させる報告があります。
肺炎は今や死亡原因の第3位です。公費負担のワクチンを活用される方が増え、死亡率がすこしでも下がることを望みたいと思います。
軽症の肺炎であれば外来通院で治療可能です。そして、早い目の治療が死亡率を下げることにつながります。
せきやたんが増えた、熱が続く、高熱でなくとも微熱が続く、息苦しい・・・これらの症状があれば早い目に受診してください。