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2012.07.09
ぜんそくのお話5
いいお天気ですね。
晴れると気分もいいですね。
久しぶりにぜんそくのお話を。
今日は吸入ステロイド、気管支拡張剤以外のお薬について書きましょう。
といってもあとは内服薬がほとんどです。気管支拡張剤の内服薬にはテオドール、ユニフィルといったキサンチン誘導体といわれるものと、吸入剤や貼り薬にもなっている交感神経刺激のものとがあります。
キサンチン誘導体は、ほかの薬剤との飲みあわせや血中濃度によっては中毒症状がでることもあり、注意が必要です。ただ、飲み薬で比較的処方しやすいお薬ではあります。吸入は苦手で・・・ということで、飲んでおられる方が多い薬でもあります。
交感神経刺激のお薬は吸入が最近ではほとんどですが、飲み薬もあります。ただ、副作用の問題等からも最近では処方は減ってきていると思います。よほど大きな発作を繰り返す方のなかには使用されている方もおられます。
副交感神経遮断薬も吸入薬ですが使用されることはありますが、処方j頻度はずいぶん減っています。
ほかは・・・忘れてはならないのがアレルギーのお薬です。症状に応じて各種アレルギー薬を処方します。
たくさん薬剤はありますが、やはり、そこは『医師のさじ加減』です。ぜんそく治療は明確なガイドラインがでていますし、基本はそれにのっとった治療ですが、『さじ加減』が大切な要素である疾患です。